広島大学大学院保健学研究科の浦辺幸夫教授が、外反母趾の症状を和らげる靴下を、靴下製造メーカーの株式会社コーポレーションパールスター(広島県東広島市〉と共同研究開発した。2009年11月6日、広島市南区の広島大学霞キャンパスでプレス公開した。
その内容はこうだ、外反母趾は足の親指が小指側に曲がっていく病気で、痛みや歩行障害の原因となる。靴下は土踏まずに当たる部分に、薬のカプセル大の丸めた布を縫いこんでいる。筋肉の「母趾外転筋」を刺激し、親指が自然に広がる。さらに親指を他の指と分ける足袋状にして、広がりやすくした。
2年前から開発に着手。70、80歳代の20人で比較試験した結果、外反母趾靴下を履くと、親指の曲がりが平均で10.4度補正された。外反母趾靴下使用3ヶ月で、はだしになっても曲がりが平均6.7度改善していた。
外反母趾の症状の軽減で、立つバランスも良くなり、転倒予防効果も期待できる。浦辺教授は「歩く機能の維持は、高齢者の快適な生活に欠かせない。」と話している。
本学記者会見の様子はこちらから http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/6640